朝、私がある保育園の横を通るときはちょうど子供たちが外で遊びに出てくる時間
彼らは夏も冬も雨の日以外は外で遊んでいるらしい
そして冬になると出てくるのが
シャベル
子供たちはただひたすら雪を掘る
もしかしたら雪かきをしているつもりなのかもしれないけど
わたしにはどうしてもただただ掘っているようにしか見えない
草の面までたどり着いてそれを引き抜いている子もいる
今週は雪が凍ってがちがちで掘るのも大変そう
20人近い園児がいっせいに掘っている姿を見るのが可笑しくてしかたないのだが
ふと思うとこの掘るという行為、人間や動物の好奇心の行き着く先は
この掘るという行為に終結するような気がしてきた
犬も時々思い立ったかのように穴を掘ったりしているし
私たちも時々探究心で一生懸命調べものをしたり
その先にあるものがなにか興味津々
発掘のバイトをしたことがあるし、この夏はトイレの穴を掘ったけど
掘る行為は思いのほか大変で、でもロマンのある行為
何にたどり着くのか、それは掘ってみないとわからない
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