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WABI SAVIE QUEBEC

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信頼感

2013/04/12(Fri) 21:37
先日行った友人の50歳の誕生日パーティ
ケータリングを彼女の家に呼んでサプライズのパーティ
彼女の家族も混ざって楽しい誕生会だった
彼女はレズビアンだ
その夜のゲストは80%がゲイの友達
Visibleマイノリティのアジア人の私と、
Invisibleマイノリティの彼らはとても気が合う
彼らの多くは繊細でその加減がアジア人の私にはちょうど心地よい繊細さなのだと思う
それは電話をガチャ切りできないことだったり
日常のちょっとしたことに潜む小さいこだわりに潜んでいる

そんな中でケータリングのシェフはヴェトナム人
年齢は多分50代中盤もしかしてもっと歳をとっているかもしれない
初めて会ったのだけれど彼はいきなり私をいとこ扱い
彼がアジアの料理について哲学的に話している時に
突然私にふられた言葉「君にはわかるでしょう?」
確かに、わかります・・・・
そうだ、このアジア人同士の信頼感
この「君にはわかるでしょう?」感
多少違うんだけどどこか深い所で分かち合える価値観
宗教的倫理的哲学的?
もちろんその人それぞれに細かいことまでいくと全く違うけれど
大きな流れはどこか共通している
同じ穀物を食べていると同じような価値観が生まれるのであろうか?
(これがインドになるとまったく変わってしまうと思うのだけれど・・)

やはり自分もアジア人が相手だとどこかほっとしている部分がある
が、逆に日本人だともっと警戒し緊張しているかもしれない

そのシェフはその夜とても素敵な料理を作ってくれた
ココナツミルクで仕上げたサーモンのパピヨット
ひとくち食べて新しい味であるとともに懐かしいような心まで染み入るおいしさ
お米だってタイ米みたいな感じだし味付けだって醤油じゃない
でもまるで親戚の家にいってご飯を食べているみたいな親近感
おいしいというひとことでは言い表せない幸せな味
持ち帰りにしてくれたしいたけのご飯を翌朝食べたらこれがまた優しい味で
泣きそうになった
ああいう味を作り出せるのって素敵だなと思う
みんなを幸せにする味
ヴェトナム戦争下を生きてここまでたどり着いた彼の人生から生まれる味

シェフもその夜の雰囲気にすっかり馴染んでいて
「私も友達の家に遊びに来た気分でした」といっていた
彼もまたゲイの彼らとかなり気があったのだと思う

みんなでまた一緒に彼のレストランに行くことを約束してお開き

ただし
準備中のシェフにみんなが一杯ワインを勧めた時彼がひとこと
「いや、アジア人は飲みませんから」

あ~、それは、全然納得できない!








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montreal コメント:4 トラックバック:0
コメント:
--共感--

お久しぶりです
いつも愉しく拝見・拝読させて戴いております

単身当地に赴き、あっという間の6ヶ月が経ちました
ここはアジア、且つ親日的土地柄
たとえ会話は英語でも非ネイティブ同士。。。
TAという立場もあり緊迫感はまるでちがうのでしょうね

ここはイスラム圏
<「いや、アジア人は飲みませんから」
あ~、それは、全然納得できない!>
。。。う~ん同感

<逆に日本人だともっと警戒し緊張しているかもしれない>
。。。う~ん非常に同感
特に他国で出逢った邦人は特に。。。
by: kaz * 2013/04/12 08:50 * URL [ 編集] | page top↑
----

私も”それは”納得できないアジア人です。(笑)
昔、ゲイの人見知りな子が私や他の外国人となら
打ち解けられるというので、なるほどマイノリティか、と納得しながら読みました。
でも彼ら、私見ですが早口な人が多くて、外国語を話す私と
合わないんじゃないかと思うこともあります。
いいですねーそんなシェフのいるレストランがあるなんて!
ドイツもベトナム人はたくさん居ますが、ドイツ人標準に
合わせて塩辛い中華fast foodばかりです。
by: aka * 2013/04/14 12:54 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: 共感--

お元気ですか?
そちらの居心地は如何でしょう?
やはり仕事で行くとなると立場が違うのでしょうね。
イスラム圏となるといろいろ面倒なことが多そうに思うのですが(偏見)

イタリア人や中国人は同胞でいろいろ助けあって仕事しているのを見ると
羨ましいなと思う反面、日本人同士となると気の合う人はほんの一握りで
殆どの場合やはりかなり緊張するのも事実です・・
日本が合わなかった私としては日本的お付き合いはちょっと勘弁!

体に気を付けて美味しいものを食べてお過ごしください!



by: naokozo * 2013/04/15 07:54 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: タイトルなし--

ゲイの彼らは確かに早口だと思います!頭が切れる人も多いし。
が、なにかと寛容なところもあります。絶対きちんと聞いてくれると思います。
でも人によってはしょっちゅう他人を批判していることも多いですね~!
女々しい部分が多いのはちょっと残念

モントリオールは実際アジアから来ている人も多いし、旅行してる人も多い。
無理にカナダ人向けに改良しなくてもいいように思います。
ケベック人は過去10年観察していても食べ物に関してかなり前向き。
なんでもトライする準備はできているように思います。
あとお箸を上手に使える人が多いのには驚きますね。

お酒に関しては昔からラテン気質の私は全くもって納得行かず。

ところで淡路島の地震、akaさんのご家族及びお友達被害はなかったでしょうか?
前回帰国の際に淡路島のことを書いていらしたので気になりました。
by: naokozo * 2013/04/15 09:06 * URL [ 編集] | page top↑
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インテリアデザイナー
モントリオール在住
釣りにきのこ狩りに大忙し

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